fledgling-cae-engineer’s diary

駆け出しCAE技術者のノート

[問題8]対流熱伝達に関する基本法則

問題

 

単位面積あたりの熱流速は、物体表面の温度と流体の温度との差に比例します。この関係式は、次式で表される。

 q=h(T_{surface}-T_{fluid})

ここで、

 q:熱流速(W/m^2)

 h:熱伝達率(W/m^2K)

 T_{surface}:物体表面の温度(K)

 T_{fluid}:流体の温度(K)

 

この法則の名称は次のうちどれか。

 

考え方

与式は、対流熱伝達に関する基本法則で、17世紀後半から18世紀前半に活躍したイギリスの物理学者アイザク・ニュートンにちなんで、ニュートンの冷却法則と呼ばれています。

 

ニュートンの冷却法則は、伝熱解析おいて物体の冷却や加熱過程を評価するための基本法則です。ただし、実際の熱伝達現象は複雑であり、法則の適用範囲には限界があります。高音度域や相変化を伴う状況では、放射熱伝達や相変化熱伝達を考慮する必要がある。

 

したがって、正解はcです。