fledgling-cae-engineer’s diary

駆け出しCAE技術者のノート

2023年度CAE関連のイベント・セミナー

a { text-decoration:none; } 日程 イベント・セミナー名 場所 主催 5月9日 DXフォーラム2023春 東京 大塚商会 5月12日 油圧システム分野でのシステムレベルシミュレーション~統合的なモデリングワークフローから解析_カスタマイズまで~ Web サイバネット…

[問題21]軟鋼の応力歪み曲線

問題 軟鋼の引っ張り試験により得られた公称応力−公称歪み曲線について、A〜Dに対応する用語の組み合わせとして適切なものはどれか。 軟鋼の応力歪み曲線 A:限界応力、B:下降伏点、C:上降伏点、D:破断応力 A:上降伏点、B:下降伏点、C:引張強さ、D:破…

[問題20]コンパイラ言語とスクリプト言語

問題 この中で、コンパイルが不要なプログラミング言語はどれか。 C++ Fortrun 90/95 Java JavaScript 考え方 コンパイルとは、高水準言語で書かれたコンピュータプログラムをコンピュータが実行や解釈できる形式に変換することです。プログラミング言語には…

[問題19]四面体要素と六面体要素

問題 四面体要素と六面体要素の特徴を表す記述のうち、正しいものはどれか。 四面体要素は、自動メッシュによる複雑形状のメッシュ生成に向いている。 1次四面体要素は、1次六面体要素よりもアワーグラスモードが発生しやすい。 六面体要素は、四面体要素よ…

CAE関連のイベント・セミナー

a { text-decoration:none; } 日程 イベント・セミナー名 場所 主催 9月7日 電磁界解析ソリューションの事例紹介 Web アルゴグラフィックス 9月14日 第7回 アドバンス・シミュレーション・セミナー Web アドバンストソフト 9月20日 SIMULIA COMMUNITY CONFER…

[問題18]差分近似の種類と精度

問題 関数の1階微分と2階微分の近似(A−C)について、精度と差分近似の適切な組み合わせはどれか。 A:1次精度の前進差分、B:1次精度の中央差分、C:2次精度の前進差分 A:1次精度の前進差分、B:1次精度の後退差分、C:3次精度の後退差分 A:1次精度の後退…

[問題17]3×3のLU分解

問題 行列のLU分解として、適切なものはどれか。 、 、 、 、 解き方 LU分解は、行列を行列の積 に分解する手法のようです。 は下三角行列(Lower行列)、は上三角行列(Upper行列)と呼ばれており、次の形式になるそうです。 、 Wikipedia先生によるとLU分…

衝突試験とCAE。ダイハツ不正認証に対するものづくり太郎のツイートから学ぶCAEの現状

ダイハツの不正認証 ダイハツ、側面衝突試験で不正。車両の前席ドア内張り部品の内部に不正な加工をした上で試験。意図的な不正かつ安全性に関わる部分で許されることではない。側面衝突試験の認証申請における当社の不正行為について|ニュースリリース|ダ…

[問題16]ポアソン比の大きい材料と小さい材料

問題 4つの材料(アルミニウム、コンクリート、ゴム、コルク)をポアソン比の大きい順に並べたものとして適切なものはどれか。 アルミニウム>コンクリート>コルク>ゴム コンクリート>アルミニウム>ゴム>コルク コルク>ゴム>アルミニウム>コンクリー…

[問題15]ラグランジュ補間関数

問題 3点、、を通る2次のラグランジュ補間関数を考える。このとき、の値として正しいものはどれか。 なお、ラグランジュ補間関数は次式で与えられる。 解き方 裏技はありません。計算しましょう。 なので、が求まります。 したがって、正解はdでした。

[問題14]構造解析における境界条件

問題 構造解析における境界条件に関する記述の中で、最も適切なものかどれか。 ディリクレ境界条件は、構造物の境界上で変位が規定値になることを指定する。 ノイマン境界条件は、構造物の境界上で応力が規定値になることを指定する。 ロビン境界条件は、構…

[問題13]ディリクレ境界条件

問題 次のうちディリクレ境界条件でないものはどれか。 ファンによる強制対流をシミュレーションをする際、流入口の流速を一定とする。 ダムの応力をシミュレーションする際、ダムの基礎部分には土圧が働くものとする。 大気中を直行する光が水面に入射する…

[問題12]死荷重と活荷重

問題 荷重についての記述のうち、誤りを含むものはどれか。 死荷重は、建築物や構造物に作用する静的な荷重であり、一般的には一定で変化しない。 構造変形は、建築物や構造物が荷重によって生じる変位やひずみのことを指す。 時間によって変化する荷重は活…

[問題11]アイソパラメトリック要素

問題 アイソパラメトリック要素についての記述のうち、正しいものはどれか。 2次元1次三角形要素には、形状を定義する節点が4あり、変位関数を定義する節点も4つある。 2次元1次四角形要素には、形状を定義する節点が4あり、変位関数を定義する節点も4つある…

[問題10]8節点セレンディピティ要素と9節点ラグランジュ要素

問題 2次元四角形要素についての記述のうち、正しいのはどれか。 8節点セレンディピティ要素と9節点ラグランジュ要素は、どちらも要素内部に節点を持ち、要素内のひずみは1次で近似される。 8節点セレンディピティ要素は、各辺に3つの節点を配置し、要素内部…

[問題9]面積力と体積力

問題 次の4つのうち面積力はどれか。 重力 電磁力 風圧力 浮力 考え方 面積力は文字通り力の大きさが面積に比例する力を指します。面積力は原子・分子的な起源をもつ近接力であるのに対し、体積力は非接触で作用する遠達力となります。 重力: 重力は地球な…

[問題8]対流熱伝達に関する基本法則

問題 単位面積あたりの熱流速は、物体表面の温度と流体の温度との差に比例します。この関係式は、次式で表される。 ここで、 :熱流速(W/m^2) :熱伝達率(W/m^2K) :物体表面の温度(K) :流体の温度(K) この法則の名称は次のうちどれか。 フーリエの…

[問題7]流体解析に関連する無次元数

問題 流体解析に関連する無次元数は次のうちどれか。 代表長さ() レイノルズ数() グラスホフ数() ヌッセルト数() 熱伝達率() 考え方 流体の方程式や法則は、無次元数で整理されます。無次元数は、科学者の名前に由来するカタカナ表記のものほとん…

[問題6]有限要素の種類

問題 以下の有限要素の種類に関する説明のうち、正しいものはどれか。 シェル要素は、薄い板状の構造物をモデリングするのに使用され、膜応力を考慮しない。 トラス要素は、構造物の質量を局所的に追加するのに使用される。 ソリッド要素は、流体解析や伝熱…

[問題5]要素タイプと計算可能な応力

問題 次のうち、各要素タイプ(はり要素、シェル要素、ソリッド要素)で計算可能な応力成分の組み合わせが正しいものはどれか。 はり要素:曲げ応力、せん断応力、軸力。シェル要素:膜応力、曲げ応力、せん断応力。ソリッド要素:垂直応力とせん断応力。 は…

[問題4]はり要素、シェル要素、ソリッド要素の未知量

問題 有限要素法において、はり要素、シェル要素、ソリッド要素のそれぞれの節点における未知量の組み合わせとして、正しいものを選べ。 はり要素は変位のみ、シェル要素は変位と回転、ソリッド要素は回転のみをもつ。 はり要素は変位と2つの回転、シェル要…

[問題3]直接法と反復法

問題 連立一次方程式の解法は、直接法と反復法に分けることができる。次の4つのうち反復法はどれか。 LU分解 GMRES法 SSOR法 スカイライン法 解き方 本問は暗記問題です。わりきって、連立一次方程式の解法を覚えるしかありません。 直接法 ガウス消去法:…

[問題2]2変数関数のテイラー展開

問題 を点まわりで1次まで展開した式を求めなさい。 解き方 まず、2変数関数の点まわりでの展開公式を確認しましょう。 ここで、は、をで偏微分してとを代入したものを表しています。同様に、はをで偏微分してとを代入したものを表します。 それでは、をと…

[問題1]1変数関数のテイラー展開

問題 関数をまわりで2次まで展開せよ。 解き方 本問を解くためには、テイラー展開の公式を覚えておく必要があります。関数のまわりでのテイラー展開は、次式で表されます。 本問の場合、であり、になります。 問題では、2次まで展開するように指示があるので…